Photoshopクリエイター能力認定試験はパソコンで画像を編集する試験。
主に写真をきれいに見せたり、切り抜いて別の背景に貼り付けたり、いろんな風に写真をアレンジする試験です。
この資格を勉強すると、ホームページに載せる画像の明るさや色相を調整したり、ポスター用の写真に整えたりなどすることができます。
ちなみにお見合いの写真などもこのPhotoshopで編集された写真が出されることもあります。
私も証明写真を作るときよくフォトショで加工なんてね。
また、Illustratorと連携すれば、インパクトのあるポスターや芸術的なイラストを作ることができます。
右のポスターは、Photoshopを使って編集した写真が使ってあります。(背景の変更、画質調整等)
この資格だけでも画像修正や背景切り取りなどに便利なのですが、できればIllustratorや色彩検定と併用すると活躍の場が広がります。
私が受けた頃は1~3級ありました。
現在はエキスパートとスタンダードという風に分かれているようですね。
私(Photoshop経験者)は1級から始めましたが、アッサリ受かりました。(簡単なのに役に立つので嬉しいです)
難易度:易しい。(合格率65%くらいです)
偏差値に換算すると:45付近 (資格偏差値についてはこちら)
役に立つ度:★★★★
種類:民間資格 主催者:サーティファイ →この資格に関するページはこちら
私が受験したときの学習時間:1日平均30分くらい。
個人差はあると思いますが、2ヶ月もあれば十分受かると思います。
受験料:エキスパートは8,600円(税込)。スタンダードは7,600円(税込)。
試験の時期:随時試験です。
月1くらいでやっていると思いますが、ご希望の都道府県で実施されていないことがあります。
その場合は、最寄りの県の会場を選ぶと良いでしょう→詳しくはこちら
まずは問題集とソフトを手に入れておきましょう。
ウィネットで、Photoshopクリエイター能力認定試験の公式問題集とクイックマスターが販売されています。
https://bookshop.wenet.co.jp/
この2つをくり返しやりこめば、合格できると思います。
操作を覚えてしまえば、大体OK。
ただし、選択範囲を指定するのに、ペンツールで描くところがあります。
Illustratorのペジェ曲線になれている方ならすんなりいけると思いますが、初めての人は練習が必要です。
なお、ソフトは買うと高いので、専門学校や資格スクールなら学校で練習、職場にPhotoshopがインストールされているなら許可を取って練習に使わせてもらうという手もあります。
また短期集中で考えれば、試用版や期間限定版を使うというのもアリです。
私がPhotoshop1級を受験した当時、あまりPhotoshopを使っていませんでした。
どちらかというとFireworksをメインに使って画像を編集していました。
しかし、このPhotoshopを勉強すると、俄然Photoshopの方に移ってしまいました。画像編集や合成の機能がとてもいいからです。
Fireworksは、やはりWEB素材やWEB画像向け。
そうはいっても、Fireworksは手軽なので、今でもWEB用素材に使っていますけどね^^
Photoshopは、WEB用だけでなく、ポスターやチラシ、パンフレットでも見栄えのする画像に変容させることができるのです。(ポスターやチラシへ載せる場合は高解像度が必要ですし、解像度と載せる大きさの調整も取りやすいです)
ちなみに見出しに書いてあるDTPですが、Desk Top Publishingの略です。
和訳すると卓上出版といいます。
つまり、チラシやポスター、パンフレットなどの印刷物を作ることです。
DTPオペレーターやDTPデザイナーなどの求人が出ていることがありますが、こういった印刷物を作るお仕事なのです。
Photoshopクリエイター能力認定試験エキスパート
第1部:50分 第2部:90分
スタンダードは第1部が40分でした。
エキスパートは知識問題(筆記)とパソコンを使った実技とあります。実技と言ってもクリエイティブな内容ではなく、あくまで問題文の指示に従って操作していれば間違いなく受かります。
Illustrator同様、問題文の指示に従って作る試験なので、この試験は問題文に沿って操作するだけでも勉強になると思います。受けるだけでも身につきます。
合格したら認定証とハイライセンスシールがもらえます。
ちなみに認定証の名前部分にモザイクをかけているのもPhotoshop(フィルタ→ピクセレート→モザイク)です(笑)
なお、この試験の合格だけでなく、IllustratorやWEBクリエイターなども併用すると活躍の場が広がります。→WEB制作に携わる仕事に適した組み合わせです。