秘書検定準1級英語略語の覚え方
秘書検定準1級 英語略語を覚える
試験によっては英略語が出題される場合があります。
秘書検定準1級の一般知識でも出題されることがよくあります。
大抵は選択問題ですが、意味を記述する問題もしばしば。
そのまま略語に対する意味を覚えても差し支えないのですが、それでは丸暗記で記憶には残りにくい。しかも、これは何の略ですか？と聞かれても答えられません。
そこで、英略語を略す前の語源を見てみるとよいでしょう。
実際に読んでみるとさらに意味のイメージがわきます。
特に英文科卒業の方や英語を専攻されていた方、英語が得意科目だった方には即効性があります。
例えばIMF（国際通貨基金）。
International Monetary Fundの略です。
Internationalは「国際的な」、Monetaryは「通貨の」、Fundは「基金」。
略す前に戻すと何となくイメージが湧くはずです。
それにしても多くのテキストで略す前が載っていないのが残念。
そこで、英略語の語源表を作りました。 （自分の備忘録でもあります＾＾；）
頻出度１～５のランクに分け、５が超頻出、１がそうでもないものとしています。
テキストに書き込むのはOKですが、問題には書き込まないように。
秘書検定準1級の頻出英語略語 頻出度：５
秘書検定準1級で出やすい英略語で出る順問題集に載っている略語です。
さすが出る順とだけあって、過去問を見てもかなり頻出であることが分かります。
下記の５つはおさえておきましょう。
NGO：Non-Government Organization 意味：非政府組織
Non（～でない）、 Government（政府）、Organization（機関、機構、組織）。
つなげると政府でない組織であることが分かります。
NPO：Nonprofit Organization 意味：非営利組織
Non（～でない）、profit（利益）、Organization（組織）。
つなげると利益追求を目的としない組織であることが分かります。
IMF：International Monetary Fund 意味：国際通貨基金
International（国際的な）、Monetary（通貨の）、Fund（基金・資金）。
つなげると国際通貨基金となります。
ODA：Official Development Assistance 意味：政府開発援助
Official（公的な）、Development（発展、開発）、Assistance（援助）の意味があります。
WHO：World Health Organization 意味：世界保健機構
World（世界）、Health（健康）、
Organization（機構）。
WorldやHealthは誰もが知っている英単語ですし、Organizationは他の英略語にもついているので覚えやすいかと思います。
秘書検定準1級の頻出英語略語 企業でよく使われる言葉
秘書検定準1級で出やすいビジネス略語です。
企業でもよく使われる言葉です。
OJT：On-the-Job Training 意味：職場内訓練
On the Job（仕事の上での）Training（訓練）で大体イメージが湧きますね。
職場の日常の業務を通じて訓練することです。
Off-JT：Off the Job Training 意味：職場外訓練
OJTの逆。外部で開催されるセミナーや研修で訓練すること。
PDCA：Plan Do Check Action PDCAサイクル
Plan（計画）をたて、Do（実行）し、Check（その結果をチェック）し、Action（行動）に移すという一連の業務サイクル。
似た言葉にPDSサイクルというものがあり、Plan（計画）をたて、Do（実行）し、See（検討）の略になります。
秘書検定準1級の頻出英略語 頻出度：４～３
秘書検定準1級の過去問を見て、次によく出ている傾向の英略語候補はこちら。
ちょっと長いものもありますが、どれも使われている単語はよく知られているもの。
頑張って覚えましょう。と自分に言い聞かせております＾＾；
IAEA：International Atomic Energy Agency 意味：国際原子力機関
International（国際的な）、Atomic（原子の）、Energy（エネルギー、力）、Agencyは（代理店、機関）という意味があります。
OECD：Organization for Economic Co-operation and Development
意味：経済協力開発機構
Organization（機関） for（～のための） Economic（経済） Co-operation（協力） and Development（開発）。関係ないのですが、私には「美味しいで」に見えます＾＾；
JIS：Japanese Industrial Standards 意味：日本工業規格
Japanese（日本の） Industrial（工業の） Standards（規格・標準）
文房具や備品などによくついていますね。
JAS：Japanese Agricultural Standard 意味：日本農業規格
Japanese（日本の） Agricultural（農業の） Standard（規格）
上のJISとセットで出題されることがあります。
例：文房具についているマークは？など。
IOC：International Olympic Committee 意味：国際オリンピック委員会
International（国際） Olympic（オリンピック） Committee（委員会）
※JOC（Japanese Olympic Committee）日本オリンピック委員会も一緒に覚えておきましょう。
PKF：United Nations Peacekeeping Force 意味：国連平和維持軍
United Nations（統合された国々→国連）Peace（平和）keeping（維持） Force（軍）。
PKO：United Nations Peacekeeping Operations 意味：国連平和維持活動
United Nations（統合された国々→国連）Peace（平和）keeping（維持）
Operations（運営・活動）
WTO：World Trade Organization 意味：世界貿易機関
World（世界） Trade（貿易） Organization（機構）
秘書検定準1級の頻出英略語 頻出度：３～２
秘書検定準1級の過去問を見て、ちらほらと出ている傾向の英略語はこちら。
選択問題に混じっていることもよくあるので、迷わないようにザッと見ておきましょう。
ILO：International Labour Organization 意味：国際労働機関
International（国際） Labour（労働） Organization（機関）。
FTA：Free Trade Agreement 意味：自由貿易協定
Free（自由） Trade（貿易） Agreement（協定）
APEC：Asia-Pacific Economic Cooperation
意味：アジア太平洋経済協力会議
Asia（アジア）-Pacific（太平洋） Economic（経済） Cooperation（協力）
ASEAN：Association of South‐East Asian Nations
意味：東南アジア諸国連合
Association（連合） of（～の） South‐East（東南） Asian（アジアの） Nations（国々）
秘書検定準1級の頻出英略語 頻出度：２～１
過去問ではあまり見かけませんが、未来で出題される可能性のある英略語です。
余裕があったら覚えておきましょう。
TPP：Trans-Pacific Strategic Economic Partnership Agreement
意味：環太平洋戦略的経済連携協定、環太平洋パートナーシップ
Trans-Pacific（環太平洋） Strategic（戦略的） Economic（経済）
Partnership（連携） Agreement（協定）
最近、話題でしたね。時事問題として出るかもしれません。
それにしても長いですね＾＾；
UNESCO：United Nations Educational, Scientific and Cultural Organization
意味：国連教育科学文化機関
United Nations（国連） Educational（教育）, Scientific（科学の） and Cultural（文化の） Organization（機関）ユネスコってニュースなどでよく聞きますね。
ECB：European Central Bank 意味：ヨーロッパ中央銀行
European（ヨーロッパの） Central（中央の） Bank（銀行）
EPA：Economic Partnership Agreement 意味：経済連携協定
Economic（経済） Partnership（協力） Agreement（協定）
FRB：Federal Reserve Board 意味：連邦準備理事会
Federal（連邦） Reserve（準備・取っておく） Board（委員会・理事会）
JETRO：Japan External Trade Organization 意味：日本貿易振興機構
Japan（日本） External（外部の） Trade（貿易） Organization（機構）