初級シスアド廃止後はITパスポート

初級システムアドミニストレーター(ITパスポート)

私が大学時代の頃。つまり1998年くらいの時。
某資格学校から、就職のための資格に初級シスアド取得を勧められました。
しかし、その時は大学に入ったばかりの時。
右も左も分からずその時はふ~んって感じでした。

しかし、時は過ぎ、就職して3年くらいたった頃に、初級シスアドの存在を思い出し、勉強してみたのです。

パソコンは日頃から仕事で使っていたので、ある程度は分かり、午前問題は暗記でいけたのですが、午後問題が大変でした。

こんなに頑張って初級シスアドをゲットしたのですが、現在は試験、実施されていません。
代わりにITパスポートというものがあります。

もちろん、私のように過去に初級システムアドミニストレーターという資格を取った人は受ける必要がなく、履歴書にもちゃんと、「初級システムアドミニストレーター 合格」と書けますのでご安心下さいね。

ちなみに筆者は就職試験を受けるなら、「資格ピンポイント作戦」で行くので、初級アドミニストレーターは履歴書には書きません。ただ、他に手持ちの資格がなく、空欄だったら書きます(つまり補欠資格)。


初級システムアドミニストレーターもしくはITパスポート概要

難易度:普通。合格率:私が受けたときは30%くらい。午後問題が難しかったです。

現在のITパスポート→易しい。合格率は50%~60%くらい
偏差値に換算すると:46付近 (資格偏差値についてはこちら

役に立つ度:★★(実務経験者には必要なし。就職を控えた学生向き)

種類:国家資格 主催者:独立行政法人情報処理推進機構

私が受験したときの学習時間:1日平均1時間くらいを3ヶ月。
初級シスアドの時は独学で3ヶ月勉強したらいけました。
ITパスポートは午後問題がないので、1~2ヶ月でいけると思います。

受験料:5,100円
試験の時期:5月、11月


ほとんど覚えればOKな午前問題(ITパスポート)

初級シスアドの午前問題やITパスポートはテキストをザッと読んで、過去問を過去5回分練習すれば十分合格できるかと思います。

理解して解くとより点数を稼げますが、過去に出た問題が何度も繰り返し出題される傾向があるので、過去問をくり返し解いておけばOKと思います。
→ITパスポート試験ドットコムに各年度の過去問が置いてあります。過去問を買うよりお得ですよ!

複数回の過去問をくり返し解いていれば、同じ問題がくり返し出題されていることが分かるかと思います。くり返し出題されている問題、もしくは類似問題は重要な問題なので、確実に得点できるようにしておきましょう。

私が受験した時も、過去問と同じ問題、数字だけが違う問題、類似問題が数多く出題されました。

初級シスアドの午後問題は午前問題の応用なので考える力もいりますが、ITパスポートは午後問題がないので、初級シスアドよりは取りやすいと思います。



ITパスポートに合格すると

合格証書

合格したら、合格証書がもらえます。

私が受けた時代は「初級システムアドミニストレーター試験」でしたが、今は「ITパスポート試験」。

なお、この試験(ITパスポートでも初級システムアドミニストレーターでも)を取ったからと言ってすぐに仕事や就職に直結することはありません。

意欲的にさらに他の資格も取得していかれるとよいでしょう。

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