所得税の確定申告の準備

所得税の確定申告 準備編

会社員とは別に副業を行っている場合について説明します。
会社員な上に、その副業による収入が20万円以上ある場合は確定申告が必要です。
(会社員でなく、専業の人は38万円以上で確定申告が必要になります)

所得税(個人の収入)の確定申告の時期は、大体2月中旬から3月中旬。
前年度の1~12月までの所得と納税額もしくは還付金額を申告します。
私は平成26年度が初めてなこともあり、早めに準備にかかり、確定申告を行いました。

所得税の確定申告は難しいものではなく、国税庁のホームページから、資料に基づいて入力し、印刷して送るだけで申告が可能です。
確定申告書作成コーナーをご覧ください。

実際に所得税の確定申告を行ってみると、税務検定(所得税)で学んだことが立体化され、より理解が深まります。


確定申告をする必要がある人

・年度の途中で退職し、年内に就職しなかった人
還付金が戻ってくる可能性が高いです。必ず確定申告しておきましょう。

・会社員の方で、給料以外に収入が20万円以上ある人
→アフィリエイト等の副業をしている人は必要です。

・自営業者で年間38万円以上収入がある人
→基礎控除額が38万円。誰でも38万円までの所得には税金がかかりません。

・その他、不動産収入、農業や林業などの収入
→兼業農家(サラリーマンをしながらお米など作っている人)など。

会社員では住宅ローン控除や保険控除など以外に節税のしようがありませんが、副業の場合は経費算入で大分節税対策ができます。


会社員もしくは途中退職の方はまず源泉徴収票を取り寄せる

副業をしている方で、会社員の方、もしくは、年度途中で退職して年内に就職しなかった人は、確定申告の際に前年度の源泉徴収票が必要です。

総務の方に連絡し、源泉徴収票を取り寄せましょう。
(退職したら、何も言わなくても送ってくれる所もあります)

また、年度途中で退職した人で年内に就職もせず、副業も何も行っていない人は、還付金が戻ってくる可能性が高いので必ず源泉徴収票を取り寄せて確定申告を行いましょう。


売上収益をまとめる

次に売上の収益をまとめていきます。
アフィリエイターなら、a8、google、infotop、アマゾンなどから収益があることと思います。

月々の売上をエクセルにまとめます。
私の場合、縦軸(列)に年月、横軸(行)に業者としました。

a8やinfotop、アマゾンは入金手数料があります。
その分は売上からひかず、経費として計上します。
つまり、それぞれ手数料がひかれる前の金額で売上収益を出します。

業者ごとに年間の売上合計金額を出しておきましょう。
→確定申告(申告編)の雑所得を入力する場合に必要です。
(副業の場合は、事業所得でなく雑所得になります)

入金明細は印刷してファイルにとじておきましょう。


経費をまとめる

次に副業にかかった経費をまとめます。

領収証は必ず保管してファイルにとじておきましょう。
プロバイダーやサーバーなどは管理画面から印刷する必要があります。

私が経費に算入したのは下記のとおりです。

1.プロバイダー代(100%経費)
2.レンタルサーバー代(100%経費)
3.ドメイン代(100%経費)
4.電気代(20%経費)
5.消耗品(外付けハードディスクやメモリースティック、充電器、プリンター、デジカメなどは100%経費)
6.書籍代(副業のために購入した書籍は経費にしました)
7.パソコン(10万円超え、白色申告なので減価償却)

私は分譲マンション住まいなのでしなかったのですが、賃貸の方であれば、家賃の20%を経費に算入できるようです。

なお、私の場合、経費として大部分を占めたのはプロバイダー代(月々5千円くらい)でした。こうやって経費算入して節税するとお得感ありますね。
こういった経費算入の面でもやっぱり副業は魅力的です。

このようにして、経費の合計を出しておきましょう。
→確定申告(申告編)の雑収入欄の経費を入力する場合に必要です。

なお、最近は仕訳の自動入力から確定申告書類まで作成できるクラウドサービスもあります。
銀行やクレジットカードを登録しておけば自動で取引が取得され、仕訳も自動入力できます。
アフィリエイトをしている者はA8などのASPも登録できます。
月15件の仕訳であれば無料で始めることもできますので、気になる方は試してみてください。
→青色申告ソフト「MFクラウド確定申告」


パソコンの減価償却

4月にパソコンを購入しました。
モニター、本体、キーボードセット、それぞれ別々に購入しましたが、どれが欠けてもパソコンは機能しないので、上記を1セットとします。

パソコン一式:100,000円  定額法 法定耐用年数4年
※法定耐用年数は償却資産によって定められています。
今期:9ヶ月 償却率 0.2

今期のパソコンの減価償却費は、
100,000円×0.25×9ヶ月/12ヶ月=18,750円。

今回は定額法という方法を取りましたが、20万円未満の資産であれば、3年間の均等償却も可能です。

なお、プリンターは、24,000円くらい。
10万円未満の資産は 備品消耗品としてその年度で全額経費にします。


ファイルに閉じて7年間保存

帳簿

売上と経費の資料が完成したら、領収証や入金明細とともにファイルにとじて保存しておきましょう。通帳も保管しておくとよいでしょう。

・作成した売上や経費の資料 7年間保存が必要。
・請求書や領収書など 5年間保存が必要。

平成26年1月から、個人の白色申告者でも帳簿保存が義務付けられるようになりましたので、上記の年数は保存しておきましょう。

確定申告後の控えも忘れずに保存しておきましょう。

作成した資料や証票を見直し、間違いがないことを確認した後は、確定申告編に進みましょう。

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