基本情報技術者試験を独学で合格した体験談

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験を受けようと思った動機は、資格手当と仕事でVBAやJavascript等の言語を扱うようになったからです。

新制度の基本情報技術者試験は、午後試験に対応するB試験の8割がアルゴリズムの問題になり、VBAやJavascriptに似ていたため、仕事で役立ちそうだと考えて挑戦しました。

とはいえ、B試験がなかなか合格基準点に達せず、4か月くらいは苦戦しました。

そんな基本情報技術者試験ですが、合格すると資格手当やIT関連の就職でのアピールに役立ちます。


基本情報技術者試験

難易度:普通。合格率:55%前後 ※旧制度の基本情報技術者試験は25%くらいでした。

偏差値に換算すると:50付近 (資格偏差値についてはこちら

役に立つ度:★★★★(IT関連の仕事に携わる人に役立つ)

種類:国家資格 主催者:独立行政法人情報処理推進機構

私が受験したときの学習時間:週末および長期休暇のみ1日4~5時間勉強を7ヶ月。時間にすると300時間くらい。

受験料:7,500円
(試験の時期:随時(30日空ければ再受験できます)


A試験は過去問の繰り返しでOK

基本情報技術者試験のA試験はテキストをザッと読んで、過去問を過去5回分練習すれば十分合格できます。

理解して解くとより点数を稼げますが、過去に出た問題が何度も繰り返し出題される傾向があるので、過去問をくり返し解いておけばOKと思います。

私はテキスト問題集「いちばんやさしい基本情報技術者試験」で勉強し、隙間時間での復習に過去問道場を使いましたが、A試験のテキストを節約したい方は過去問道場だけで対策することも可能です。
過去問道場の過去問には解説もついています。

過去問道場で複数回の過去問をくり返し解いていれば、同じ問題がくり返し出題されていることが分かるかと思います。くり返し出題されている問題、もしくは類似問題は重要な問題なので、確実に得点できるようにしておきましょう。

実際の試験でも、過去問と同じ問題や数字だけが違う問題、類似問題が所々に出題されていました。



B試験は素早く簡潔にトレースすることが重要

B試験の8割がアルゴリズム問題。
プログラムを読み解き、素早く簡潔にトレースできることが重要です。
それにはまずトレース力を身に着ける必要があります。

私は、かんたん合格 基本情報技術者予想問題集やパーフェクトラーニングを繰り返し解くことによってトレース力を身に着けることができました。

パーフェクトラーニングはかんたん合格 基本情報技術者予想問題集やサンプル問題よりも難易度の高い問題がありますが、標準問題まで解いておくことで読解力および長いプログラムを 読み解く力を身に着けることができ、本番の試験でも落ち着いて回答できました。

試験の直前にはIT学校さいとうさんの動画の問題を解き、8割正解することができました。

この動画の問題を解くことで試験前に自信をつけることができました。


実際の試験

当日、持っていくものは身分証明書だけでOK。筆記用具は不要です。
私はマイナンバーカードを持っていきました。

試験の方式はパソコン上で問題に対する答えをクリックで選んでいくという方式。解答状況というボタンをクリックすると解いたところと解いていないところが分かります。

A試験とB試験の間に休憩がありますが、トイレを済ませておくことを推奨します。
また、念のためトレース用の紙ももらっておくと気持ち的に安心です。

A試験は過去問繰り返し、B試験は素早く簡潔にトレースすることが大事だと思います。

難易度的にはサンプル問題やかんたん合格 基本情報技術者予想問題集と同じ感じでした。

なお、この資格の詳しい体験談をブログに書いております。お時間があればご覧くださいませ。


基本情報技術者試験に合格すると

合格証書

合格したら合格証書がもらえます。

なお、この試験を取得しておくとIT関連の就職でアピールとなったり、資格手当などのメリットがあります。

アルゴリズムの学習もしっかり行えるので、VBAやJavascript等の言語を扱うプログラマーのスキルアップにも適しています。

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