英語などの語学系資格、芸術・デザイン系資格の難易度をお知らせ致します。
語学系資格難易度表はTOEICや英検などの英語の資格を中心とした語学系資格の難易度をまとめています。
デザイン系資格は、色彩検定やWEBデザイナー検定、IllustratorやPhotoshopなど現場で役立つ資格を難易度にしました。
その道のプロになりたい人がそのジャンルで簡単な資格から徐々にステップアップしていけるようにまとめております。
紹介している資格はマニアックな資格は省き、主要なものや役立つものを精選しております。
今回も、全体の中でどの位置にあるのかが分かる偏差値を利用しています。
※緑の太字はコストパフォーマンスの高いおすすめ資格です。
労力や費用に対して、効果が大きいということです。
普通の緑字は、労力は大きいが役に立つ資格です。
語学を学ぶと、通訳、翻訳、客室乗務員(旧:スチュワーデス)、グランドホステス、外資系企業の社員など外国語(主に英語)を使う職業への就職やスキルアップが期待できます。
また、内気な人、人見知りをする人が、語学を習い事にすることによって、積極性を身につけられる場合もあります。
いずれにしても語学は生活によい影響を与えてくれるので、習得しておいて損はないでしょう。
偏差値 |
資格 ()内は合格率等 |
69(~上位2.8%) |
・ほんやく検定1級(1~2%) |
68(~上位3.6%) |
・国連英検 特A級(7%) |
67(~上位4.4%) |
・ほんやく検定2級(2~3%) |
66(~上位5.5%) |
・英検1級 (10%前後) |
65(~上位6.7%) |
・TOEICスコア900点~ (上位3%以内) |
64(~上位8.0%) |
・貿易実務検定A級(11%) |
62(~上位11.5%) |
・国連英検A級 (20%) |
61(~上位13.5%) |
・TOEICスコア800点~(上位10%前後) |
59(~上位18.4%) |
・実用英語技能検定準1級(15%) |
58(~21.2%) |
・通関士(13.2%) |
57(~24.2%) |
・TOEICスコア700点~(上位25%以内) |
55(~30.8%) |
・ほんやく検定3級(16~20%) |
53(~38.2%) |
・貿易実務検定準A級(35%前後) |
52(~42.0%) |
・TOEICスコア620 |
51(~46.0%) |
・貿易実務検定B級(40~50%前後) |
50(~50.0%) |
・TOEICスコア580~590点 |
48(~57.9%) |
・TOEICスコア550~560点 |
46(~65.5%) |
・英検2級(26.9%) |
高校生の方で、外国語を使う仕事を望まれて進学を考えられているなら、外国語大学に進まれるとよいでしょう。ただ、大学や専門学校を出ただけでは、外国語を使いこなすのは難しく、日々の学習が必要になってきます。可能であれば、留学など海外で過ごす経験があるとよいでしょう。
留学などが難しい場合の学習方法としては、効果のある英語学習方法アンケートを参考にすると、動画や映画を使った学習が1位で31%、次に参考書を使った学習で24%でした。
上記のサイトは、実際に英語ができるようになった人の詳しいコメントも載っているので、本気で英語を学習したい方にはとても参考になる内容です。
なお、英語を仕事に活かすなら、英検準1級もしくはTOEIC750点レベルはほしいところ。
TOEICのスコアは高ければ高いほど評価されるというものではなく、800点台あればもう上々です。それ以上のスコアを狙うよりも会話のスキルなどを磨いた方がよいでしょう。
芸術やデザインに関する仕事はセンスや経験がモノを言うので無理に資格を取る必要はありません。しかし、資格を取ることによってセンスを向上させたり、知識を増すことができます。
また、CG志望の方は、実際にパソコンを操作することによって技術の向上が図れます。
難易度はさほど高くないので、気軽にチャレンジしてみるとよいでしょう。
偏差値 |
資格 ()内は合格率等 |
55(~30.8%) |
・インテリアプランナー |
54(~34.4%) |
・色彩検定1級(35%)→対策ページへ |
52(~42.0%) |
・CAD利用技術者試験1級(19%) |
48(~57.9%) |
・DTPエキスパート認定試験(41.5%) |
45(~69.1%) |
・Illustratorクリエイター能力認定試験エキスパート(63%) |
42(~78.8%) |
・WEBクリエイター能力認定試験 エキスパート(80%) |
40(~84.1%) |
・色彩検定2級、3級 |
この部門はセンスが重要なので、無理に進学する必要はなく、高卒でも十分活躍の場があります。
ただ、ハローワークの求人を見ていると、たまに「専門学校以上」などという求人もあります。芸術大学もしくはデザイン系やWEBの専門学校を出ていると、即戦力になりやすい(特に専門学校)のですが、この部門は労力に対してお給料が安いのが玉に瑕。
また、イラストレーター志望の人で金銭的余裕のある方は、講談社フェーマススクールズなど受講されるとよいでしょう。カリキュラム自体が充実していますし、コンテストなどにも出品できます。入賞・入選を重ねていると、イラストックというイラストレーターカタログにも載せてもらえます。働きながらでも受講できるのがうれしい。
入選は大体上位25~30%くらいなので、他の公募のコンテストより受かりやすいのが特長。
WEBデザイナーを志望の方、すでに働いている方は、WEBデザイナー検定と色彩検定1級がオススメです。難易度の低いWEBクリエイター能力認定試験と色彩検定2級から勉強されると無理なくステップアップできます。
・英語を使った仕事をしようと思えば、TOEICスコア600点がボーダーになります。
しかし、難易度で見ると上から48%くらいなので、英語が好きな人にとってはそれほど難しいものではありません。このページの書籍を普通に学習すれば、十分に取れるスコアです。
逆に英語が苦手な人にとってはなかなか届かないスコアとなります。
まずはカンタンな書籍・DVDで英語になれることから始めましょう。
・芸術・デザイン部門は、必ずしも資格が必要というわけではありませんが、自身のセンスやスキルを磨くのに、資格が一躍貢献してくれます。難易度が低いのも嬉しい。
次のページでは、土木・建築部門、医療・福祉部門の資格の難易度を紹介します。